2009年 10月 16日
ひと皿に小さな秋を盛って |
台風一過でもうおしまい、と思っていたうちの栗が、それでもまだ、ぱらぱらと毎朝のように落ちていて、まるまると太ってかわいい特選品の栗ちゃんを、フレンチまがいにしてあげようと思いつきました。
さっそく、上野万梨子さんの「小さなフランス料理の本」をひろげて、「鶏と栗のワイン蒸し煮」をつくってみました。若いお客さまをお迎えするメニューには、やはりお肉、それにボリュームもつけてと考えると、とり肉を使うことも増えて、レシピを日ごろあれこれと勉強しています。
特売で買ってあったトリのももが2本、関節で切って、火を通りやすくするために開いておきます。浸けこみ容器に入れて、塩コショウ、ナツメグ、それに白ワインを1/2カップふりかけて、ひと晩冷蔵庫へ。
ぜんぶは多いので、関節から上の部分だけを使うことにして、まずバターを熱したフライパンで皮のほうから焼き色をつけて焼き、とり出しておきます。
そのフライパンに、くし形に切ったタマネギを入れてよく炒め、とり肉を戻します。マリネした汁も加えて、水分が足りなければ、また水を加えて蒸し煮に。
煮立ったところに鬼皮をむいた栗を入れ、おつとめ品のマッシュルームが少し時間がたってしまったので、これもどーんと入れてさらに10分蒸し煮。
濃い色のマイヤーズのラム酒を加えて煮つめ、ここで風味つけのしあげのバターは、うちではカットしました。
ワインにつけたとり肉とタマネギですから、焼いてるときにはもうたまらないいい香りで、sesentaが「なにごと‥?」と現れるほど。
でき上がった小さな山の幸のひと皿に、抜いてくれたスペインワインは、Suenos del Mediterraneo(地中海の夢)という名前で、山の幸には何のつながりもないのですけど。
ちなみに、時おり写真に出てくるワインは、撮影用に添えるのに開けてもせいぜいこのくらい飲むだけで、あとは私のお料理に回ってしまうので、sesentaが味とお値段のかねあいで、ネットでときどき探してくれます。
でも、いろいろある中に、あまり味の分からない二人でも、たまに「あたり」と思うのがあって、この白ワイン、とり肉にもおいしかったです。(巨匠はラベルのデザインで選ぶらしいので、信頼性はいまいち‥)
さっそく、上野万梨子さんの「小さなフランス料理の本」をひろげて、「鶏と栗のワイン蒸し煮」をつくってみました。若いお客さまをお迎えするメニューには、やはりお肉、それにボリュームもつけてと考えると、とり肉を使うことも増えて、レシピを日ごろあれこれと勉強しています。

ぜんぶは多いので、関節から上の部分だけを使うことにして、まずバターを熱したフライパンで皮のほうから焼き色をつけて焼き、とり出しておきます。
そのフライパンに、くし形に切ったタマネギを入れてよく炒め、とり肉を戻します。マリネした汁も加えて、水分が足りなければ、また水を加えて蒸し煮に。
煮立ったところに鬼皮をむいた栗を入れ、おつとめ品のマッシュルームが少し時間がたってしまったので、これもどーんと入れてさらに10分蒸し煮。
濃い色のマイヤーズのラム酒を加えて煮つめ、ここで風味つけのしあげのバターは、うちではカットしました。
ワインにつけたとり肉とタマネギですから、焼いてるときにはもうたまらないいい香りで、sesentaが「なにごと‥?」と現れるほど。
でき上がった小さな山の幸のひと皿に、抜いてくれたスペインワインは、Suenos del Mediterraneo(地中海の夢)という名前で、山の幸には何のつながりもないのですけど。
ちなみに、時おり写真に出てくるワインは、撮影用に添えるのに開けてもせいぜいこのくらい飲むだけで、あとは私のお料理に回ってしまうので、sesentaが味とお値段のかねあいで、ネットでときどき探してくれます。
でも、いろいろある中に、あまり味の分からない二人でも、たまに「あたり」と思うのがあって、この白ワイン、とり肉にもおいしかったです。(巨匠はラベルのデザインで選ぶらしいので、信頼性はいまいち‥)
by sesenta
| 2009-10-16 19:53
| ちょっと贅沢
|
Comments(15)

今晩は、偶然にも我が家も今夜は鶏と栗の煮込みです。
当方は骨付き鶏もも肉、栗、ぎんなん、しめじでクリーム仕立てです。
銀杏は冷凍にしてあったのを発見したため、慌てての消化で投入です
(^^;
鶏と栗、洋風も中華の醤油煮も相性いいですね。
ハサミ型の栗剥きでせっせせっせと剥いて秋を味わってます
当方は骨付き鶏もも肉、栗、ぎんなん、しめじでクリーム仕立てです。
銀杏は冷凍にしてあったのを発見したため、慌てての消化で投入です
(^^;
鶏と栗、洋風も中華の醤油煮も相性いいですね。
ハサミ型の栗剥きでせっせせっせと剥いて秋を味わってます
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いつも金曜日に読ませていただいています。3月まで主婦だったわたしが、また仕事を始め、日々ぐったりしているときにこのブログを読んで「定年後の楽しい生活のために頑張るぞ!」と心のパワーを充電しています。すごく素敵な料理で目で楽しませていただいています。料理本もたくさんお持ちなんですね。わたしもブログに出てくる本を覗いてみたくなりました。義母にもプリントして渡しています。これからも素敵な日々の暮らしをお体に気をつけてお楽しみください。そして毎週心の充電させてください。
ワインのラベル、面白いですね^^
私も、よくわからないので見た目で選びますが、開けたら全部飲んじゃって、お料理用が残らない我が家です…^^;;
私も、よくわからないので見た目で選びますが、開けたら全部飲んじゃって、お料理用が残らない我が家です…^^;;

ことこと煮込んだ栗とチキンのワイン煮
秋の夜の食卓の豊かなこと。
白ワインあまったときに、こうやって料理に使うのも
美味しい贅沢ですね。
画面越しではありますが、おふたりの静かな夜に
乾杯。
グラスワインと栗の実であう星月夜
秋の夜の食卓の豊かなこと。
白ワインあまったときに、こうやって料理に使うのも
美味しい贅沢ですね。
画面越しではありますが、おふたりの静かな夜に
乾杯。
グラスワインと栗の実であう星月夜

sesentaさんcincoさん、おはようございます。
良い香りがこちらまで伝わってきそうです。
下戸な私も、アルコールは鍋が飲む量の方が多く、
グラスに一杯でも、ほろ酔い気分なんですが、
こうして料理に使えば、皆で豊かな気分になれますね。
お肉は何処?って位、ごろんと栗が入ってて、
実りの秋に感謝のひと皿ですね。
良い香りがこちらまで伝わってきそうです。
下戸な私も、アルコールは鍋が飲む量の方が多く、
グラスに一杯でも、ほろ酔い気分なんですが、
こうして料理に使えば、皆で豊かな気分になれますね。
お肉は何処?って位、ごろんと栗が入ってて、
実りの秋に感謝のひと皿ですね。



こんな上手に料理が作れるなんてうらやましいです。
だんなにふるまってあげたくなりますがわたしには無理そう。。
だんなにふるまってあげたくなりますがわたしには無理そう。。

ひたすらおいしそうですっ(ノ゜▽゜)ノ
コメントされてる皆さんと違って、料理下手な私は、「これ外で食べたら、いい値段取られるだろうなぁ」と思ってしまいます(-_-;)
もう、「男子は厨房に入らず」の時代は終わって、「男子こそ厨房に入って、自分のためになる物を作るべし」なのは分かっているんですが、近くにコンビニやらホカ弁があるもんで…(-_-;)<←言い訳>
ワインですが、下戸なもんで(その代わり、お汁粉をおかずにシュークリームを食べても平気です(・へ・)えっへん←だから病気になるんだよ)、飲めるのは精々赤玉ポートワイン(古いな)位です…。
コメントされてる皆さんと違って、料理下手な私は、「これ外で食べたら、いい値段取られるだろうなぁ」と思ってしまいます(-_-;)
もう、「男子は厨房に入らず」の時代は終わって、「男子こそ厨房に入って、自分のためになる物を作るべし」なのは分かっているんですが、近くにコンビニやらホカ弁があるもんで…(-_-;)<←言い訳>
ワインですが、下戸なもんで(その代わり、お汁粉をおかずにシュークリームを食べても平気です(・へ・)えっへん←だから病気になるんだよ)、飲めるのは精々赤玉ポートワイン(古いな)位です…。
こんにちは~
栗と鶏肉の美味しそうなワイン煮、香り豊かな美味しそうな一皿ですね。
栗をお料理に使ったことがないですが、このように煮込み料理にも使えるんですね~いつも素敵なヒントを有り難うございます。
綺麗な写真を見せていただいて、私も昨日10年ぶりにリンゴジャムを作りました。
栗と鶏肉の美味しそうなワイン煮、香り豊かな美味しそうな一皿ですね。
栗をお料理に使ったことがないですが、このように煮込み料理にも使えるんですね~いつも素敵なヒントを有り難うございます。
綺麗な写真を見せていただいて、私も昨日10年ぶりにリンゴジャムを作りました。

ロサンゼルスからはじめまして。写真からワインとバターの香りが漂ってきそうです。私は妊娠中でアルコール禁止なので、料理でワインを使って(アルコール分をとばして)香りを楽しんでます^^

ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。