2010年 07月 07日
夏果イチジクの収穫 |
きのうは、東京の都心での豪雨のようすをTVニュースで見てびっくりでした。こちらの皆さまには、被害はございませんでしたか。
もう50年も前、品川の商店街で働いていたころに、下水道が不完全で、つよい雨が降るたびに必死の思いで商品を2階に運びあげていたのを思い出しました。これだけ進んだはずの社会にも、まだ盲点があるものだとつくづく感じます。
晴れたと思えば、急にまたザーッとくるという降りかたで、でもその間をぬって飛びまわるツバメの姿に気分がなごみます。長年ここを動かず暮らしているじーさん・ばーさんにも、季節はちゃんとこうして、うつろいを知らせてくれるのがうれしいです。
家のうらのイチジクの木のあたりに、わんわんと群れている羽虫がお目当てのツバメさんたち。軽やかに飛んでいるところは、カメラマンは追いきれなくて、フェンスの上にとまったところをやっと、かわいい姿で撮れました。
この写真のイチジク、春から実をつけていて、まだかまだかと待っていたもの。はじめの2つ3つは、やはり春さきの気候不順が災いしたのかカスカスで「ああ、やっぱりだめか」とあきらめかけていたところ、ここ2,3日、ようやくまずまずの成果がありました。
傷んでいた枝を、昨年のうちに思いきって切りこんたのがよかったのでしょうか、ひとつ150gほどのぽってり持ち重りのする夏果です。
こんな天候なので、秋のものにくらべると色も甘さもいまいちながら、これはこれでありがたく初ものジャムに煮ます。
ちょっと汚れを落としてざくざく切り、まるまる皮ごと使えるのも自家産のありがたさ。クエン酸(小サジ1〜1杯半)と水、イチジクの重さの20%の砂糖を加えて煮る。ただそれだけ。
皮の色はこんなに緑なのに、ジャムに煮上がるとふしぎなほどあざやかな赤になります。
ことしは、梅ジャムのときもそうでしたけど、毎日採れるぶんだけずつを、そのつど小さな鍋で煮ておくようにしましたら、めんどうなようでもすぐ処理できますし、毎食「新鮮」ジャムというゼイタクな気分が味わえます。
1回ぶん、500gぶんほどのイチジクで、大きめのジャムのビンに一本くらい。つぎつぎ差し上げたり、食べてしまったりで、これに関しては、sesentaがラベルを作るヒマがありません。
[追記] 「SOUP・SOUP‥」の本についてお尋ねがありましたので、ご紹介させていただいておきます。熊谷喜八さん・河田吉功さんの「SOUP・SOUP・SOUP - 洋と中華のおいしいスープ86」(1994年8月・柴田書店刊) で、ハードカバーの料理書です。ずいぶんご厄介になっているので、だいぶよごれたカバーの写真ですみません。
もう50年も前、品川の商店街で働いていたころに、下水道が不完全で、つよい雨が降るたびに必死の思いで商品を2階に運びあげていたのを思い出しました。これだけ進んだはずの社会にも、まだ盲点があるものだとつくづく感じます。
晴れたと思えば、急にまたザーッとくるという降りかたで、でもその間をぬって飛びまわるツバメの姿に気分がなごみます。長年ここを動かず暮らしているじーさん・ばーさんにも、季節はちゃんとこうして、うつろいを知らせてくれるのがうれしいです。
家のうらのイチジクの木のあたりに、わんわんと群れている羽虫がお目当てのツバメさんたち。軽やかに飛んでいるところは、カメラマンは追いきれなくて、フェンスの上にとまったところをやっと、かわいい姿で撮れました。
この写真のイチジク、春から実をつけていて、まだかまだかと待っていたもの。はじめの2つ3つは、やはり春さきの気候不順が災いしたのかカスカスで「ああ、やっぱりだめか」とあきらめかけていたところ、ここ2,3日、ようやくまずまずの成果がありました。
傷んでいた枝を、昨年のうちに思いきって切りこんたのがよかったのでしょうか、ひとつ150gほどのぽってり持ち重りのする夏果です。
こんな天候なので、秋のものにくらべると色も甘さもいまいちながら、これはこれでありがたく初ものジャムに煮ます。
ちょっと汚れを落としてざくざく切り、まるまる皮ごと使えるのも自家産のありがたさ。クエン酸(小サジ1〜1杯半)と水、イチジクの重さの20%の砂糖を加えて煮る。ただそれだけ。
皮の色はこんなに緑なのに、ジャムに煮上がるとふしぎなほどあざやかな赤になります。
ことしは、梅ジャムのときもそうでしたけど、毎日採れるぶんだけずつを、そのつど小さな鍋で煮ておくようにしましたら、めんどうなようでもすぐ処理できますし、毎食「新鮮」ジャムというゼイタクな気分が味わえます。
1回ぶん、500gぶんほどのイチジクで、大きめのジャムのビンに一本くらい。つぎつぎ差し上げたり、食べてしまったりで、これに関しては、sesentaがラベルを作るヒマがありません。
[追記] 「SOUP・SOUP‥」の本についてお尋ねがありましたので、ご紹介させていただいておきます。熊谷喜八さん・河田吉功さんの「SOUP・SOUP・SOUP - 洋と中華のおいしいスープ86」(1994年8月・柴田書店刊) で、ハードカバーの料理書です。ずいぶんご厄介になっているので、だいぶよごれたカバーの写真ですみません。
by sesenta
| 2010-07-07 16:43
| 保存?食
|
Comments(14)
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hi-vison_1103 at 2010-07-07 16:55
おーいーしーそー(^。^)b いつでもっ! by欲べ〜
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adriatic-sea at 2010-07-07 19:05
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kufufuehehe39084 at 2010-07-07 21:09
先日こどもの誕生日にフルーツタルトのケーキを食べました❤そのフルーツのなかにいちじくも乗っていて、王道のいちごに負けないおいしさで、やはり旬のものに勝るものはないと思いました。こどもは正直。「それ(いちじく)いちごと交換して~」とビジュアルでは負けているいちじくちゃんに、ご指名はいりました(^_^;)
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kazeno-ne at 2010-07-07 21:36
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ystable at 2010-07-07 22:10
こんばんは。
夫が無花果大好きな人で、我が家にも何本か植えてあるのですが、sesentaさんのように、りっぱではないし、昨年は壊滅状態でした。無花果のジャムは美味しいですよね。白ワインと煮て作るコンポートも薄いピンク色に染まってきれいです。今年こそは自家製の無花果で作ってみたいです。皮付きのジャムにも挑戦してみますね!
夫が無花果大好きな人で、我が家にも何本か植えてあるのですが、sesentaさんのように、りっぱではないし、昨年は壊滅状態でした。無花果のジャムは美味しいですよね。白ワインと煮て作るコンポートも薄いピンク色に染まってきれいです。今年こそは自家製の無花果で作ってみたいです。皮付きのジャムにも挑戦してみますね!
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at 2010-07-08 00:07
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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ソレイユ
at 2010-07-08 11:02
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色もキレイで,ホント美味しそうですね ^^v
ご近所さんでも,庭がないから…と鉢植えを求めて3年目の方がいらっしゃって,今年はどんなかな…。
昨年は「買って2年目で,こんなに小さいのに今年は5つも美味しいのを食べたのよ!」って仰っていたっけ…。
次回お会いしたら聞いてみよ ^^
ご近所さんでも,庭がないから…と鉢植えを求めて3年目の方がいらっしゃって,今年はどんなかな…。
昨年は「買って2年目で,こんなに小さいのに今年は5つも美味しいのを食べたのよ!」って仰っていたっけ…。
次回お会いしたら聞いてみよ ^^
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紫キャベツ
at 2010-07-08 13:41
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はじめまして、
旬の野菜や果物を使った食卓。
体だけでなく、心も癒してくれそうな・・・そんな食事。
見ているだけで、癒されました。
カメラマンさんもとてもお上手ですね。
編集の仕方が勉強になります。
また時々、おじゃまさせて下さい。
宜しくお願いします。
旬の野菜や果物を使った食卓。
体だけでなく、心も癒してくれそうな・・・そんな食事。
見ているだけで、癒されました。
カメラマンさんもとてもお上手ですね。
編集の仕方が勉強になります。
また時々、おじゃまさせて下さい。
宜しくお願いします。
こんばんは♪
夕飯の前に、ブログを読んでます。
とっても美味しそうで、お腹が鳴ってきました^^;
ご連絡が遅くなりましたが、私のブログにリンクさせていただいてます。これからも、時々お邪魔させてください。
よろしくお願いします。
夕飯の前に、ブログを読んでます。
とっても美味しそうで、お腹が鳴ってきました^^;
ご連絡が遅くなりましたが、私のブログにリンクさせていただいてます。これからも、時々お邪魔させてください。
よろしくお願いします。
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kaka_o00o2 at 2010-07-08 21:37
わ〜。私もこのスープの本愛用してます。
正確に言うと、愛読がほとんどですが・・・・
正確に言うと、愛読がほとんどですが・・・・
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朋。
at 2010-07-09 07:13
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杏やイチジクや梅・・・いろんな果物がでて、ジャムもいろいろと作れる季節がやってきました。
いま、ルバーブジャムに夢中です。
熟したバルサミコスをちょっと隠し味にたらすとこれが絶品でした。
ジャムを作るときに思うのが、瓶のラベルなんですが、なかなか気の利いた幹事のラベルができなくて、sesentaさんの過去のジャムラベルを参考にさせてもらってます。
今回ラベルなしということでちょっぴり残念なきもします。
いま、ルバーブジャムに夢中です。
熟したバルサミコスをちょっと隠し味にたらすとこれが絶品でした。
ジャムを作るときに思うのが、瓶のラベルなんですが、なかなか気の利いた幹事のラベルができなくて、sesentaさんの過去のジャムラベルを参考にさせてもらってます。
今回ラベルなしということでちょっぴり残念なきもします。
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ecott at 2010-07-09 16:36
イチジクのジャムって、フランスの田舎を想像します。
その都度煮るという新鮮さ、いいですね~!
豊かな食卓の風景が、いつも素敵。
鳥の撮影は難しいと思いますが、ツバメさんの姿が、とっても可愛いです!
その都度煮るという新鮮さ、いいですね~!
豊かな食卓の風景が、いつも素敵。
鳥の撮影は難しいと思いますが、ツバメさんの姿が、とっても可愛いです!
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pueoai at 2010-07-09 17:31