タイ風茄子のサラダ・揚げ魚のチリドレッシング

タイ料理を食べたいなあ、と思いながら、パクチ−(香菜)をきらしてました。うちの畑では、夏の香菜はどうも育たなくて、明治屋さんまで出かけるしかないのです。でも、きょうはお出かけのついでがあって、大喜びで仕入れてきました。店員さんに、なんとか長もちさせる方法を聞いてみたけど、そんなものはないそうです。

ふつうに焼いたナスを、皮をむきます。干しえびを水に浸してふやかしたのを、クロック(石うす)でつぶしてそぼろ状にします。お皿に並べたナスの上に広げておき、きざんだ赤玉ねぎをちらします。
レモン・にんにくオイル・ブリッキーヌーのきざんだの・ナンプラ−・さとうを混ぜたドレッシングをかけます。ゆで卵とミニトマト、ミントの葉をのせます。えびとナンプラーのくせを、ミントがうまく抑えてくれるようです。

このお魚は、土曜日のお魚やさんのシズ。呼び方は、ほんといろいろですが、ウボゼといったり、関東ではエボダイといったりする、白身のおいしいお魚。これはマナガツオの近縁なので、タイ料理むきです。
まるごとでもいいのですが、頭をとって中温の油で空揚げにしました。
ソースを用意します。赤い小玉ねぎ、プリックチーファー、パクチ−の根、にんにくをきざんで、ナンプラ−、さとう、タマリンドとまぜるのですが、なかなか思う味のタマリンドが手に入らないので、きょうもわたし流、リンゴとパイナップルのジャムに、梅干しをちょっと、それに米酢を足して、混ぜました。
このお手盛りチリドレッシングを魚の上にのせます。そこに、待望のパクチーをてんこもり。
きょうのご飯は、長ナスを入れたグリーンカレーで、ナスづくしのタイメニューでした。

世間は夏休み始動、うちはなんの予定もないけど、たくさん買い込んだパクチーも食べなきゃならないし、しばらくはバカンスをタイで過ごす気分のテーブルツアー、タイ料理三昧っていうのもいいかな。