ドラゴンパオズ(包子)

今年のスタートに、こんなにたくさんの賀詞をいただきまして、ありがとうございました。

まだまだ身を引き締める思いの新春で、それでも皆さま思い思いの良いお正月をお過ごしになったこととお慶び申し上げます。

とりわけ、遠く日本の外からのいっぱいのメッセージにびっくりで、ほんとうにワールドワイドな誌面にしていただいて、ゆっくりと楽しく読ませていただきました。

お定まりがなんとなく飽き足らなくなっているような「おせち」づくりも、海外でお暮らしの皆さまには、かけがえのない故国との思いをつなぐもの、ということがうかがえて、ひとつひとつ心を込めていらっしゃるご様子に胸があつくなります。

外から自国を見るということのできない私どもですけど、こうして日常を省みるキッカケがいただけて、いつもながらお礼申し上げます。

2008年のお正月に、自分たちの干支のネズミから作りはじめて、なんとなく恒例の作業のようになっている干支のお饅頭、じつは2012年の「辰」は、前々から頭をいためていました。

「龍」型の大きなパンでも焼きましょうか、と言ってみたものの、体力的に自信もなくて、そんなこんなで、とにかくベースの包子(肉饅頭)だけは私の担当で蒸かしたのですけど。sesentaのプランでは、お饅頭に龍の顔を描き、花巻を雲に見立てて天に昇らせようという壮大な構想であったようですけど、どうしてもうまく龍の頭にならなくて、ついに時間切れ。

残念ながら‥ということで文字で「龍」と書くというサザエさんのマンガにでもありそうな姑息な逃げで仕上がりました。

とはいえ、中身は焼き豚とネギの大きな角切りに、前日の残りのギョウザのあんを混ぜて、皮のほうもここのところではいちばんと自讃するできぐあいなので、お味がブログに出ないのがちょっと残念なばーさんです。

すでにもう三ヶ日も過ぎましたけど、毎年お年賀状をいただいてから、ご返事代わりに送るのが、うちの「延着年賀状」なので、ことしもそろそろお送りしたところには着くころかな、とちょっとここにも。(カレンダーの絵柄の流用ですみません)

「晴れますように
　‥あしたの空と
　　あなたの心が
　暖まりますように
　‥みどりを吹く風と
　　みんなの胸の思いが」
　
(小さな字で入っている、じーさん・ばーさんのメッセージです)