2016年 10月 14日
秋ナスの田楽 |
あたりが夜の帳に包まれる時間になると、急に冷え込んでくるようになりました。でもTVの天気予報ではこれが平年なみの気温だといいますから、やはりことしの夏の暑さのなごりで、身体がびっくりしているんですね、きっと。
そんな中、ちょっとした工事やら私の病院通いやらが続いて、畑のもよう替えも毎朝パラパラと落ちてくる庭の栗ひろいも、思うにまかせぬまま過ぎた1週間でした。
ただ前の週の台風が持ってきた雨のおかげで、もうおしまいと思っていたナスとトウガラシが息を吹き返して、いよいよこれで最後の最後という収穫がありました。
さすがにこの時季なので、うんと小ぶりの長ナスを3cmほどの筒っぽに切り、水には浸けずにすぐ油で揚げます。
白味噌を酒、みりん、砂糖を加えて火にかけ、木杓子でまぜながら柔らかめの田楽味噌に。その半量をとり赤味噌と混ぜて赤の田楽味噌に作ります。
揚げたナスを皿に並べて、切った面に田楽味噌を塗り、白味噌には黒ゴマ、赤味噌には白ゴマをのせてできあがり。
できあがったのを食卓に並べてみると、なんとなく秋の季節感にあわせたメニューのように見えますけど、じつはこれ、夏のおかずで‥。
私の古いスクラップブックに入っていた、ずいぶん昔の「クロワッサン」誌別冊「食べる」の付録で、首藤夏世さんの「京都の夏のお惣菜(ばんざい)」といううすい冊子で見つけたものです。
もとの記事の写真には、まるで新香巻きか鉄火巻の寿司桶のように幾重にも輪になってナスの田楽が並んでいますけど、そんなには二人で食べられないので、まあこのていどに。
甘長伏見とうがらしは、タネをつけたままガス火で焼き、花かつおを振って生しょうゆをかけます。
冷蔵トラックのお魚やさんが持ってきて下さる、あま塩でおいしいアジの干物を添えて、ちょうど顔を出した満月の舞台効果もなかなかです。
そんな中、ちょっとした工事やら私の病院通いやらが続いて、畑のもよう替えも毎朝パラパラと落ちてくる庭の栗ひろいも、思うにまかせぬまま過ぎた1週間でした。
ただ前の週の台風が持ってきた雨のおかげで、もうおしまいと思っていたナスとトウガラシが息を吹き返して、いよいよこれで最後の最後という収穫がありました。
さすがにこの時季なので、うんと小ぶりの長ナスを3cmほどの筒っぽに切り、水には浸けずにすぐ油で揚げます。
白味噌を酒、みりん、砂糖を加えて火にかけ、木杓子でまぜながら柔らかめの田楽味噌に。その半量をとり赤味噌と混ぜて赤の田楽味噌に作ります。
揚げたナスを皿に並べて、切った面に田楽味噌を塗り、白味噌には黒ゴマ、赤味噌には白ゴマをのせてできあがり。
できあがったのを食卓に並べてみると、なんとなく秋の季節感にあわせたメニューのように見えますけど、じつはこれ、夏のおかずで‥。
私の古いスクラップブックに入っていた、ずいぶん昔の「クロワッサン」誌別冊「食べる」の付録で、首藤夏世さんの「京都の夏のお惣菜(ばんざい)」といううすい冊子で見つけたものです。
もとの記事の写真には、まるで新香巻きか鉄火巻の寿司桶のように幾重にも輪になってナスの田楽が並んでいますけど、そんなには二人で食べられないので、まあこのていどに。
甘長伏見とうがらしは、タネをつけたままガス火で焼き、花かつおを振って生しょうゆをかけます。
冷蔵トラックのお魚やさんが持ってきて下さる、あま塩でおいしいアジの干物を添えて、ちょうど顔を出した満月の舞台効果もなかなかです。
by sesenta
| 2016-10-14 23:46
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Comments(5)
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fusk-en25 at 2016-10-15 06:42
こちらにはこんな美味しそうな細い茄子はなくて、
大きな皮の硬い米茄子なんですが。
蒸したり焼いたり揚げたりして、
近頃は油をまぶして電子レンジでチン。その後フライパンで焼き目をつけます。
中はふっくら、外はカリッと、手抜きながら意外といける味でした。
大きな皮の硬い米茄子なんですが。
蒸したり焼いたり揚げたりして、
近頃は油をまぶして電子レンジでチン。その後フライパンで焼き目をつけます。
中はふっくら、外はカリッと、手抜きながら意外といける味でした。
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hiro
at 2016-10-15 13:51
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夏の名残のお野菜とはいえ、暖かでゆたかな食卓。
木の間からごらんのお月様も、何かもの言いいたげですね。
木の間からごらんのお月様も、何かもの言いいたげですね。
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skyhigh555
at 2016-10-15 13:59
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ソレイユ
at 2016-10-15 18:52
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020lv at 2016-10-19 13:09
美味しそう!