オイルサーディンのべ−グルサンド

「海が荒れとって、ええ魚がないんやわあ」といいながら、いつもの魚やさんが持ってきて下さったのはピカピカに光ったカタクチイワシです。オイルサーディンを作りたくて、これを待っていました。イワシは鮮度がいのち、さっそく下ごしらえにかかります。

イワシ(約600g)は頭とお腹をとってきれいに洗い、塩(小サジ２.５)をして２０分おきます。香味野菜(玉ねぎ・ニンジン・シヨウガ・セロリなど)を薄切りにします。
鍋にお湯を煮立てて、野菜の半分を入れ、イワシをそっと入れて弱火で３分ほど煮ます。そのまま煮汁が冷めるまでおき、くずさないようにイワシをとりだして、蒸し器に入る大きさの平たい器にに並べ、オリーブオイルを1カップほど入れます。野菜の残り半量と、ローリエ、パセリの茎を加えてそのまま蒸し器に入れ、20分蒸します。冷めたら冷蔵庫に保存して、これで2〜3週間はもちます。圧力なべではなぃので、缶詰のように骨まで食べるとはいかないのが、残念ですけど。

今日はこれを、べーグルサンドにしました。玉ねぎをくし型に切り、サラダ油で炒めて、サーディンを炒めあわせ、そこにカレー粉をふり入れて、塩・コショウで味を調えます。グラハム入りのべーグルを焼き、レタス、トマト、ピクルスといっしょにオイルサーディンをのせました。ベーコンと香菜にコショウをきかせたスープがついています。