たらフレーク入りジャガイモのお焼き

今年はなんだかいつまでも暖かいなあ、と言ってる間に、ほんものの寒さがやってきたようです。でも、こんなときは、たらとジャガイモがますますおいしくなって、食いしん坊の二人はよろこんでいます。

たらの身は、買ってすぐにまず塩をして、1〜２日おきます。それから、ニンニク、コショウ、ローリエの入ったお湯で茹でます。これをすり鉢に入れて皮と骨を除きながら、ざっとほぐします。

鍋に牛乳とオリーブオイルを入れて、熱したところにほぐしたたらを入れ、菜箸4本くらいでかきまぜて、水分をとばしてフレーク状にしていきます。パラパラになってくればOK。

ジャガイモを茹でて、すり鉢でつぶします。ここに、たらのフレークとクリームチーズ、小麦粉を少し加えます。青みは、フェンネルがないので、ここでは今の季節らしく菊菜を使ってみました。

さっくり混ぜて、小さな円形にかたちづくり、フライパンで色よく焦げめをつけて焼きました。このたねをパン粉をつけて揚げれば、たらコロッケになるわけですけど、こうして焼くのも、油を吸わなくてヘルシーかなと思います。

そしてまた、あの「ゆずみそ」登場。この万能ペーストは、たらとも菊菜とも相性がよく、今日はこの組み合わせを試したいためにお焼きを作ったようなぐあいになりました。

付けあわせには、前にコカを焼くために用意していた赤・黄ピーマンとなすのマリネ(エスカリバーダ)が、そのまま役に立ちました。