セロリ・モーニング

夕方、日が落ちると仕事場からごそごそはい出して、ウオーキングに出かけるsesentaに、「きょうもアレあったら、お願い」と道すがらに買いものをたのみました。
毎日、ああだこうだと注文をつけるので、けっこう目も肥えてきたようで、買い出し隊員、ときには掘り出しものを見つけてくれるので助かります。

ここのところ、ありがたい見つけものは、セロリです。こういう、「香りもの」野菜が欠かせないので、安いのがあるときは、ぜひ買ってきてもらうようにたのんであります。

セロリ1株の、外側の大きいところは一枚ずつはがして1本いくらで売られているのですけど、このスーパーでは、まわりをはがして残った芯に近いところだけをお徳用のねだんで並べてあるのが、狙いめです。

セロリの葉の部分は、洗ったら折りとってざくざくと切り、お鍋に山盛りになるほど入れます。大きく切ったニンニクと、赤唐辛子、塩を加えて、上からオリーブオイルを回しかけ、水を入れずに、フタをして蒸し煮にします。最初は、鍋からはみ出しそうにあったものが、5分もすると、底のほうにぺしょっとしてしまうのです。

だいこん葉やカブの葉など、そのままではちょっと食べにくいものでも、こうしてカサを減らして茹でたじゃがいもなどとつけ合わせると、かなりの量も食べられてかっこうのビタミン源になります。

動物タンパクは、スパイスソーセージを少し、お決まりのまるパンとはちみつ、フルーツで朝ごはん。

葉をとったセロリの軸の部分は、ピーラーでスジのところを削って、手前みそをぬりつけ、冷蔵庫に1,2日入れておきます。ちょっとしんなりしてそれでもパリパリした歯ざわりが楽しめる、朝の元気のもとです。