2008年 05月 23日
京の新茶どす |
うれしいことに、銘品の新茶をいただきました。
京都にいながら、古いしきたりについても季節のきまりごとも、なんの弁えもなくてお恥ずかしいのですけど、こうして季節を知るのはなによりのぜいたく。
ここに越してきたばかりのころ、もとお茶畑であったこの周囲にはまだ何本もお茶の木が残っていて、5月の連休には二人でせっせとお茶摘み、それを加工して下さるお家まで運んで揉んでいただくのですけど、一回に機械にかかるだけの分量を摘むのが、まあ大変でした。ですから、お茶をおつくりになるかたのご苦労が、一入身にしみて分かるのです。
さすがに、いただいた新茶は、私のような者が淹れてもおいしくいただいて、「お菓子が欲しいなあ」とsesentaの注文です。そんな、急に‥。
煮てあった小豆をあわててつぶして、あんこをつくり、上新粉でお餅をつくっていたら、sesentaが庭の隅から、サルトリイバラ(山帰来)の葉を見つけてきてくれました。
sesentaの父親が、広島の出で、あちらでは柏餅をこの葉でつくるのだとよく言っていました。生薬の研究をしていたので、植物採集のときついでに採ったこの葉を、胴乱から出してくれたのがなつかしいです。
その義父が亡くなったのが、5月の子供の日。ちょうどお茶摘みをしていた最中で、その場を放り出して病院に駈けつけたのが、もう数十年前になります。
そんな思い出のあるサルトリイバラですけど、じつは、私このお餅をつくるのははじめて。見よう見まねで、つくっては見ましたけど、ほんとうは葉の表を中にして包み、しかも包んでからもう一度蒸すものだそうで、(巨匠はこのほうが写真うつりがいいといって、生のまま、葉表を上にしています)そんなわけで、これはくわしくは書けませんのでごかんべんください。
新茶で、やはり思い出すのは義母が、「ええお茶の葉があるから、上げましょ」といって、大事そうにお茶筒を出してきたのを見ると、「○○年度新茶」と書いたラベルが貼ってあります。ほかにも、その前の年の「新茶」、そのまだ前の年のものも‥。
新茶の季節が来ると、いつもそのことを思い出しては、おかしいのと同時に、ものも季節感も、ほんとうに大切にしていた明治の人の生活感覚を思っては、ついいいかげんになりそうな今の自分をふりかえります。
その義母の誕生日がちょうど毎年の母の日と重なるあたりで、5月はなにかと思い出すことの多い月です。都忘れが咲いているうちに、ひと抱え持ってお墓参りに行ってこようと思います。
京都にいながら、古いしきたりについても季節のきまりごとも、なんの弁えもなくてお恥ずかしいのですけど、こうして季節を知るのはなによりのぜいたく。
ここに越してきたばかりのころ、もとお茶畑であったこの周囲にはまだ何本もお茶の木が残っていて、5月の連休には二人でせっせとお茶摘み、それを加工して下さるお家まで運んで揉んでいただくのですけど、一回に機械にかかるだけの分量を摘むのが、まあ大変でした。ですから、お茶をおつくりになるかたのご苦労が、一入身にしみて分かるのです。

煮てあった小豆をあわててつぶして、あんこをつくり、上新粉でお餅をつくっていたら、sesentaが庭の隅から、サルトリイバラ(山帰来)の葉を見つけてきてくれました。
sesentaの父親が、広島の出で、あちらでは柏餅をこの葉でつくるのだとよく言っていました。生薬の研究をしていたので、植物採集のときついでに採ったこの葉を、胴乱から出してくれたのがなつかしいです。
その義父が亡くなったのが、5月の子供の日。ちょうどお茶摘みをしていた最中で、その場を放り出して病院に駈けつけたのが、もう数十年前になります。
そんな思い出のあるサルトリイバラですけど、じつは、私このお餅をつくるのははじめて。見よう見まねで、つくっては見ましたけど、ほんとうは葉の表を中にして包み、しかも包んでからもう一度蒸すものだそうで、(巨匠はこのほうが写真うつりがいいといって、生のまま、葉表を上にしています)そんなわけで、これはくわしくは書けませんのでごかんべんください。
新茶で、やはり思い出すのは義母が、「ええお茶の葉があるから、上げましょ」といって、大事そうにお茶筒を出してきたのを見ると、「○○年度新茶」と書いたラベルが貼ってあります。ほかにも、その前の年の「新茶」、そのまだ前の年のものも‥。
新茶の季節が来ると、いつもそのことを思い出しては、おかしいのと同時に、ものも季節感も、ほんとうに大切にしていた明治の人の生活感覚を思っては、ついいいかげんになりそうな今の自分をふりかえります。
その義母の誕生日がちょうど毎年の母の日と重なるあたりで、5月はなにかと思い出すことの多い月です。都忘れが咲いているうちに、ひと抱え持ってお墓参りに行ってこようと思います。
by sesenta
| 2008-05-23 15:03
| お茶の時間に
|
Comments(47)
こっちのほうも、サンキライの葉っぱではさむお餅あります。
「葉だんご」と呼ぶらしいです。
葉っぱがツヤツヤしてて・・・まるで磨いたかのよう^^
「葉だんご」と呼ぶらしいです。
葉っぱがツヤツヤしてて・・・まるで磨いたかのよう^^
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画面を明けた途端に、、
ぱーっと緑色が広がって
まぶしい限りです
五月にふさわしい!ステキなお菓子ですね
緑のつややかな葉の色と白いお菓子がピッタリの組み合わせ
そしてお皿がまたまたぴったりですね
きょうはついに夏日になって
暑い1日です
こんな爽やかなお菓子をワタシも食べたいです
ぱーっと緑色が広がって
まぶしい限りです
五月にふさわしい!ステキなお菓子ですね
緑のつややかな葉の色と白いお菓子がピッタリの組み合わせ
そしてお皿がまたまたぴったりですね
きょうはついに夏日になって
暑い1日です
こんな爽やかなお菓子をワタシも食べたいです

きれいな色合いですね。私もお茶を入れて、お餅を食べたくなりました。

こんにちは。
素敵な緑の葉ですね。張りのある艶がきれいです。
たまたまデパートで開催していた柿右衛門展に行ってきましたら、
サルトリイバラの図柄がありました。
生まれて初めて見るサルトリイバラに
実際はどんな物なのだろう、と想像しておりましたら、
こちらで思いもかけず見る事ができました。
感動です。ありがとうございました。
菝葜という字で、フリガナつきでした。
素敵な緑の葉ですね。張りのある艶がきれいです。
たまたまデパートで開催していた柿右衛門展に行ってきましたら、
サルトリイバラの図柄がありました。
生まれて初めて見るサルトリイバラに
実際はどんな物なのだろう、と想像しておりましたら、
こちらで思いもかけず見る事ができました。
感動です。ありがとうございました。
菝葜という字で、フリガナつきでした。

広島からです。
こちらでは「かたら」の葉・・・と言ってます。包んで蒸すので、もっと渋い色になります。私も子供の頃、父が葉を採りに行き、母が作ってくれました。
こちらでは「かたら」の葉・・・と言ってます。包んで蒸すので、もっと渋い色になります。私も子供の頃、父が葉を採りに行き、母が作ってくれました。

はじめまして!
この葉っぱはサルトリイバラって言うんですね。
祖母がよくこの葉っぱを使って、蒸したお団子を作ってくれました。
小麦粉にお砂糖と水と少量の塩を入れて、たれない程度にドロっと
させたタネを葉っぱにとって、あんこを上手にくるんでそのまま蒸してました。
これがまた葉っぱの味ついて、とっても美味しかったんです!
祖母の家に行った時は、作るのをお手伝いするのが楽しみでした。
お砂糖の量が多くても少なすぎてもちょっと硬くなったりして・・・
懐かしい思い出です。
この葉っぱはサルトリイバラって言うんですね。
祖母がよくこの葉っぱを使って、蒸したお団子を作ってくれました。
小麦粉にお砂糖と水と少量の塩を入れて、たれない程度にドロっと
させたタネを葉っぱにとって、あんこを上手にくるんでそのまま蒸してました。
これがまた葉っぱの味ついて、とっても美味しかったんです!
祖母の家に行った時は、作るのをお手伝いするのが楽しみでした。
お砂糖の量が多くても少なすぎてもちょっと硬くなったりして・・・
懐かしい思い出です。

私は静岡出身ですが、やはりお茶の名産地。静岡で言われていることなのですが、新茶の季節になると古茶も新茶の香りがしてくるんです。お茶が勘違いをするそうですよ。本当にこの時期はお茶が美味しいんです。ぜひ試してみてください。

サルトリイバラに包まれたお餅、美味しそうですね。サルトリイバラという名前を知ったのも葉を見たのも初めてです。お料理とお菓子に留まらず
いろいろと勉強になります。一保堂さんのお茶はなかなか口に入りませんが、画面から新茶の香りが伝わってくるようです。
いろいろと勉強になります。一保堂さんのお茶はなかなか口に入りませんが、画面から新茶の香りが伝わってくるようです。

サルトリイバラ(山帰来)…どこかで聞いたことあるな〜と思っていたら、私が大好きなおまんじゅうを包んでいる葉でした。
愛知県へ嫁いできて初めて食べたんですが、こしあんを生麩で包み塩漬けしたサルトリイバラで包んであるおまんじゅうです。
ほんのりサルトリイバラの香りがおまんじゅうにあって、今日のブログを拝見したら、また食べたくなりました(^_^)
しかし、生のサルトリイバラは、こんなにも鮮やかな緑色をしているんですね!生の葉で撮影したい…というお気持ちよくわかります。
愛知県へ嫁いできて初めて食べたんですが、こしあんを生麩で包み塩漬けしたサルトリイバラで包んであるおまんじゅうです。
ほんのりサルトリイバラの香りがおまんじゅうにあって、今日のブログを拝見したら、また食べたくなりました(^_^)
しかし、生のサルトリイバラは、こんなにも鮮やかな緑色をしているんですね!生の葉で撮影したい…というお気持ちよくわかります。
5月の爽やかさが伝わってくる画面ですね!
新茶の美味しさもさることながら、お菓子がほしいっていうときに、ささっと煮てあった小豆と上新粉でお茶うけを作ってしまうなんて!さすがcinco(上新粉)さんです^^;
柏餅や桜餅など、葉っぱ付きのものは、私は大いに香りを吸い込んで食べるのが楽しみですが、この葉もきっと
いい香りなんでしょうね。
あ~、食べてみたいです。
ご両親のエピソードも、とてもいいお話ですね。
新茶の美味しさもさることながら、お菓子がほしいっていうときに、ささっと煮てあった小豆と上新粉でお茶うけを作ってしまうなんて!さすがcinco(上新粉)さんです^^;
柏餅や桜餅など、葉っぱ付きのものは、私は大いに香りを吸い込んで食べるのが楽しみですが、この葉もきっと
いい香りなんでしょうね。
あ~、食べてみたいです。
ご両親のエピソードも、とてもいいお話ですね。

こんばんは sesentaさん cincoさん
綺麗な色合いの美味しそうなお茶の光景
cincoさんの思い出話に目を傾けつつ、私も今 お茶が飲みたくなりました^^
なんて瑞々しそうなお茶のお菓子!
サルトリイバラはクリスマス前、飾りにあの赤い実が欲しくて一時期よく山へでかけていました。
葉がそんな風になるなんて、驚き!(@。@)
今日は、美味しいお茶の時間を頂いた心地です。(^^)
綺麗な色合いの美味しそうなお茶の光景
cincoさんの思い出話に目を傾けつつ、私も今 お茶が飲みたくなりました^^
なんて瑞々しそうなお茶のお菓子!
サルトリイバラはクリスマス前、飾りにあの赤い実が欲しくて一時期よく山へでかけていました。
葉がそんな風になるなんて、驚き!(@。@)
今日は、美味しいお茶の時間を頂いた心地です。(^^)

色あざやかなイバラ餅と新茶、つぶあんかなぁ~っと、
そっ~とのぞいてみています(笑)
子供のころ、サルほど器用でないと採れないから猿捕茨(サルトリイバラ)っていうんだよと祖父が教えてくれました。
ご両親のエピソードも巨匠の腕もとってもいい感じ~♪
いつも素敵なブログをありがとう☆
そっ~とのぞいてみています(笑)
子供のころ、サルほど器用でないと採れないから猿捕茨(サルトリイバラ)っていうんだよと祖父が教えてくれました。
ご両親のエピソードも巨匠の腕もとってもいい感じ~♪
いつも素敵なブログをありがとう☆

子どもの頃、母屋のおばちゃんが五月になると必ずといっていいほど、作ってもって来てくれた柏餅がこの葉っぱでつつんでありました。
サルトリイバラという名前だとはこの年になるまで知りませんでしたが・・
私は畑の苺で大福を作ろうと思ってこし餡を買ってきたのですが、
吉野葛があったのを思い出し、葛饅頭を作ってみました。余り上手には包めなかったけど、まあ初めてということで、エヘヘヘです。
サルトリイバラという名前だとはこの年になるまで知りませんでしたが・・
私は畑の苺で大福を作ろうと思ってこし餡を買ってきたのですが、
吉野葛があったのを思い出し、葛饅頭を作ってみました。余り上手には包めなかったけど、まあ初めてということで、エヘヘヘです。

緑がきれいなサルトリイバラの葉が、お茶とぴったり合っていいですね。これで包んで蒸すお饅頭はあちこちにあるみたいですね\(^o^)/
>胴乱
うわ、久しぶりに聞きました、この言葉。落語に「胴乱の幸助」って言うのがあるんですが、布製の、腰につける物入れですよね。
昔の方は物持ちがよかったんですねぇ。
僕とは天地の差です(-_-;)
>胴乱
うわ、久しぶりに聞きました、この言葉。落語に「胴乱の幸助」って言うのがあるんですが、布製の、腰につける物入れですよね。
昔の方は物持ちがよかったんですねぇ。
僕とは天地の差です(-_-;)


いつも、すてきなお料理とお話、お写真楽しませていただいてます。ありがとうございます。
私の小さい時の子どもの日のお餅も、サルトリイバラに包まれたものでした。懐かしい景色や匂いが蘇りました。
そういえば、大好きだったのに、詳しい作り方を聞いた事なかったなあ...。
今度、母に教えてもらおうと思いました!
母に、
私の小さい時の子どもの日のお餅も、サルトリイバラに包まれたものでした。懐かしい景色や匂いが蘇りました。
そういえば、大好きだったのに、詳しい作り方を聞いた事なかったなあ...。
今度、母に教えてもらおうと思いました!
母に、

老舗の新茶・・・一保堂!!
それにサンキライ!!
大好きな真ん丸な葉っぱと真っ赤な実。
実家の神戸や学生時代の京都で過ごした頃が懐かしく蘇りました。
そう言えば今住んでいる東京では、
不思議とサンキライは見たことがないんです。
懐かしい思いをさせていただき、ありがとうございました。
それにサンキライ!!
大好きな真ん丸な葉っぱと真っ赤な実。
実家の神戸や学生時代の京都で過ごした頃が懐かしく蘇りました。
そう言えば今住んでいる東京では、
不思議とサンキライは見たことがないんです。
懐かしい思いをさせていただき、ありがとうございました。

私が住む九州ではこの葉っぱを「がめんは」(がめの葉)と呼びます。
なのでこの葉っぱではさんであんこを包んで蒸したおまんじゅうを「がめんは餅」と言うんですよ。
私は仕事で花を扱っていますが、サルトリイバラよりもサンキライのほうが通じているような気がします^^。でもどちらで呼んでも風情のある名前ですね。
なのでこの葉っぱではさんであんこを包んで蒸したおまんじゅうを「がめんは餅」と言うんですよ。
私は仕事で花を扱っていますが、サルトリイバラよりもサンキライのほうが通じているような気がします^^。でもどちらで呼んでも風情のある名前ですね。

お邪魔して、子供の頃を思い出しました。
私は愛媛なのですがサンキライの呼び名で
「柏餅」といったらこの葉に包んで蒸したお餅でした。勿論母の手作りで
なかなか葉がとれなくて苦労して食べたのを覚えています。
思いがけず母親のことを偲のぶことが出来ました。
私も新茶を一杯いただきま~す。
私は愛媛なのですがサンキライの呼び名で
「柏餅」といったらこの葉に包んで蒸したお餅でした。勿論母の手作りで
なかなか葉がとれなくて苦労して食べたのを覚えています。
思いがけず母親のことを偲のぶことが出来ました。
私も新茶を一杯いただきま~す。

私の田舎の南紀では、柏の葉ではなく、このサルトリイバラの葉でお餅を包みます。大き目の葉を二つ折りにしてお餅をはさみ、蒸します。「えべつ」とよびます。ですので、この葉っぱも「えべつの葉」といってました。なつかしく思い出しました。

これがサルトリイバラですか。宮沢賢治の「十力の金剛石」に出てきます。確か、王子の服にひっかかる植物として。

久しぶりにお邪魔します(^^)・・・私の田舎は長崎の五島列島なのですが、よく母と山に採りに行ったことを思い出します。うちでは(団子のはっぱ)と呼んでいましたが懐かしいですね(^^)包んでから蒸していたので茶色っぽい色をしていましたが・・・いつも疲れた体とハートにお二人の暖かい思いが伝わってくるのでとてもほっとします(^^)これからも楽しみにしております!・・・さいなら(^^)

上新粉のお団子に さらしあんを入れて、この葉っぱに包んで 蒸したのを、母が お節句には 必ず作ったのを 思い出しました。
でも やっぱり 柏もちといっていたのが 今 思うとおかしいですね。
今日は、とても 懐かしい気持ちで 拝見しました。
でも やっぱり 柏もちといっていたのが 今 思うとおかしいですね。
今日は、とても 懐かしい気持ちで 拝見しました。

サルトリイバラ、蒸しまんじゅうを作ってくれた祖母を懐かしく思い出しました。祖母は「かんから」と言ってました。蒸すといい香りなんですよね!今でも山歩きする時 かんから を探してしまいます。なかなか見つけられないですけど・・・。

こんばんは。
いつも素敵な内容を拝見しています。彼とふたり、いつかこんな風に暮らしていきたいと話しながら。 さて、私が住む長崎県は島原地方でも、この葉を「かっからの葉」と呼んで、お饅頭やお餅の敷き葉に使っています。 椿の葉や葉蘭もいいですが、この時期の若い「かっからの葉」は一緒に蒸すと食せるのが気に入っています。 -謝ー
いつも素敵な内容を拝見しています。彼とふたり、いつかこんな風に暮らしていきたいと話しながら。 さて、私が住む長崎県は島原地方でも、この葉を「かっからの葉」と呼んで、お饅頭やお餅の敷き葉に使っています。 椿の葉や葉蘭もいいですが、この時期の若い「かっからの葉」は一緒に蒸すと食せるのが気に入っています。 -謝ー

屋久島では「かからんだんご」と言って、ふつ(よもぎ)ん団子をかから(サルトリイバラ)ん葉っぱで挟んであります。
各地で季節のいい思い出が引き継がれているんですね。
その気持ちごと大切にしていきたいです。
各地で季節のいい思い出が引き継がれているんですね。
その気持ちごと大切にしていきたいです。
宇治に住む叔父はとても丁寧にお茶をいれてくれる人でした
新茶はお茶だけを楽しむものであってお菓子を食べるものではないと言われたのですが・・・
食べたいですよね~
私も先日おいしくお菓子と一緒に頂きました(^.^)
それにしてもおいしそうなお餅~
年を越したお茶も新茶の季節になるとまた香りがたってくるなんてことも聞いた事があるのですが・・・嘘なのかな?
ためしたことはありませんが古いお茶はいかがだったのでしょうか(笑)
新茶はお茶だけを楽しむものであってお菓子を食べるものではないと言われたのですが・・・
食べたいですよね~
私も先日おいしくお菓子と一緒に頂きました(^.^)
それにしてもおいしそうなお餅~
年を越したお茶も新茶の季節になるとまた香りがたってくるなんてことも聞いた事があるのですが・・・嘘なのかな?
ためしたことはありませんが古いお茶はいかがだったのでしょうか(笑)

いつも楽しく拝見しています。私の田舎(長崎)ではカカラの葉と言って、これで包んだお団子はカカラ団子とかカカラだごとか言っていましたよ。蒸したら灰色っぽい緑に変わるんですよね。いつもよく作ってくれた母を懐かしく思い出しました。

一杯の新茶から、沢山の思い出がでてきましたね。 私も祖母と住んでいたので小さい頃から緑茶は大好きです。 お菓子が欲しいとのリクエストに、しっかりこたえられるのはさすがです。 表を外に巻いたら、巨匠のおっしゃる通り、緑がとても綺麗で、こんな暑い日のお茶うけにはとても爽やかでいい感じですね。 明日は息子の運動会です。 こんな時間になってから隣りがドンキホーテなのをいい事にデジカメを買いに行ってきました。前に使っていたのが去年の運動会の後壊れてしまって、それからずっと携帯のカメラで済ませていたのですが、さすがに運動会は厳しいので… 当日深夜に買うなんて本当に泥縄で自分が情けないです(笑)

ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。

もう何年もこちらのサイトを見てほっとしています。初めってお便りします。私も広島出身で京都に住んで25年になりました。
この柏餅は亡母が毎年作ってくれていて、子供の頃は一緒に山にこの葉っぱを摘みに行っていました。母はこの葉が「柏」だと信じていたようでいつも「他所の柏餅の葉っぱはちょっと違うなぁ、都会じゃけぇ柏が取れんのんじゃ」と言っていました。なので私もこのサルトリイバラを柏だと思い込んでいた次第です。いまは、本当の柏の葉っぱで京都独特の味噌餡にどっぷりつかっていましたが、ふと・・・・昔の事を思い出ししんみりとまた懐かしく思った次第です。なんだか暖かい気持ちになりました。ありがとうございます。
この柏餅は亡母が毎年作ってくれていて、子供の頃は一緒に山にこの葉っぱを摘みに行っていました。母はこの葉が「柏」だと信じていたようでいつも「他所の柏餅の葉っぱはちょっと違うなぁ、都会じゃけぇ柏が取れんのんじゃ」と言っていました。なので私もこのサルトリイバラを柏だと思い込んでいた次第です。いまは、本当の柏の葉っぱで京都独特の味噌餡にどっぷりつかっていましたが、ふと・・・・昔の事を思い出ししんみりとまた懐かしく思った次第です。なんだか暖かい気持ちになりました。ありがとうございます。
始めまして。 いつも見せていただいています。
私も広島です。 皆さんと同じで小さい時 この葉を摘みにいき母が作ってくれた思い出があります。
随分大人になるまで「柏」の葉と思っていましたが 違うことが分かってから 初めて本当の名前を教えて頂きました。有難うございます。
懐かしいです~~。
私も広島です。 皆さんと同じで小さい時 この葉を摘みにいき母が作ってくれた思い出があります。
随分大人になるまで「柏」の葉と思っていましたが 違うことが分かってから 初めて本当の名前を教えて頂きました。有難うございます。
懐かしいです~~。

初めまして。いつもそっとお邪魔して楽しませていただいています。
今日はつい懐かしさに思わずコメントを。
サルトリイバラの葉でつつんだお餅、葉も一緒に蒸すのでほんのり葉の風味とあんの甘さ。。小さいときはこの葉を摘んできては、母によく作ってもらったものです。今ではなかなか食べられませんが、写真を拝見してほんの少し昔を思い出しています。ありがとうございました。
今日はつい懐かしさに思わずコメントを。
サルトリイバラの葉でつつんだお餅、葉も一緒に蒸すのでほんのり葉の風味とあんの甘さ。。小さいときはこの葉を摘んできては、母によく作ってもらったものです。今ではなかなか食べられませんが、写真を拝見してほんの少し昔を思い出しています。ありがとうございました。

おはようございます。
皆さんのコメントを興味深く読みました。サンキライというとクリスマス前に出回る赤い実の付いた枝、という印象しかなかったです。関東ではその葉で包んだお餅というのは無いように思います。それぞれの地域でそれぞれの呼び名があり、いろいろな方のたくさんの思い出があるのですね。
なんだか朝からほっこりしてしまいました。
皆さんのコメントを興味深く読みました。サンキライというとクリスマス前に出回る赤い実の付いた枝、という印象しかなかったです。関東ではその葉で包んだお餅というのは無いように思います。それぞれの地域でそれぞれの呼び名があり、いろいろな方のたくさんの思い出があるのですね。
なんだか朝からほっこりしてしまいました。
そうです!そうです!サルトリイバラ!私も広島出身で、この時期よく母親と山に葉っぱを採りに行って、おばあちゃんと3人で柏餅をたくさん作っていました。サルトリイバラの葉っぱと固くなってくっついたお餅の間に水をつけながらちょっとずつはがして食べたりしてました。懐かしい広島の柏餅、食べたいです。
先日どうしても柏餅が食べたくなって、和菓子屋さんで買って食べたのですが、今住んでいる福岡では本物の柏の葉っぱでした。昔のことを懐かしく思い出しながら食べました。
先日どうしても柏餅が食べたくなって、和菓子屋さんで買って食べたのですが、今住んでいる福岡では本物の柏の葉っぱでした。昔のことを懐かしく思い出しながら食べました。

こちらのブログは、写真もいつも大変綺麗ですが、温かみある文章も大好きです。本当に、慌しく日常を過ごしてしまいがちですが、食べるものに困る人も多い今、こうして生活できることに感謝しなければいけませんね。
そして、季節の移り変わりをふとしたことで感じる心も持ち続けていきたいです。
そして、季節の移り変わりをふとしたことで感じる心も持ち続けていきたいです。

はじめまして。
いつも楽しく拝見いたしております。
いつか自分もこちらのように、充実した食生活を送れるように、楽しみながらがんばっていきたいと思っています。
どうかこれからもご夫婦仲良くお元気で!
リンクもはらせていただきましたので今後ともよろしくお願い致します!
いつも楽しく拝見いたしております。
いつか自分もこちらのように、充実した食生活を送れるように、楽しみながらがんばっていきたいと思っています。
どうかこれからもご夫婦仲良くお元気で!
リンクもはらせていただきましたので今後ともよろしくお願い致します!

おいしそうな写真に思わず、見入ってしまいました。コメントの数もすごいですね。サルトリイバラ、私の生まれた天草では、かっから、と言っていました。祖母の作るかっからのお饅頭大好きでした。広島や屋久島でも似た呼び方をすることにとても興味を覚えました。
。
。

初めまして。
いつも楽しく読ませていただいてます。
こちらでレシピで作ったものはいつも好評なので勉強させていただいてます。
懐かしくてコメントしてしまいました。
今年の2月に他界した祖母がたくさん作ってくれたこと思い出しました。
私は高校生になるまではこれが柏餅だと思ってました。(母はお盆に食べるものと言っていましたが・・・。実は高校生になって本物の柏餅をみました。)
小さかった頃はお茶摘みもしていたのでとても懐かしく、今でも当時の話は5月の恒例になってます。
この時期のお茶の味はできたての香りもあってとても美味しいですね。
いつも楽しく読ませていただいてます。
こちらでレシピで作ったものはいつも好評なので勉強させていただいてます。
懐かしくてコメントしてしまいました。
今年の2月に他界した祖母がたくさん作ってくれたこと思い出しました。
私は高校生になるまではこれが柏餅だと思ってました。(母はお盆に食べるものと言っていましたが・・・。実は高校生になって本物の柏餅をみました。)
小さかった頃はお茶摘みもしていたのでとても懐かしく、今でも当時の話は5月の恒例になってます。
この時期のお茶の味はできたての香りもあってとても美味しいですね。

一保堂の新茶もさぞかし美味しい一服でしょうが、それよりも私はこのサンキライの葉に包んだ芝餅(そう呼ばせてください)に目が釘付けです。母がよくサンキライの葉を採ってきて、上新粉で作った餅に餡を包んでつるつるの葉のほうを餅側にして再び蒸す芝餅を作ってくれました。
これが大好きで、同じように作ってみたいけれど、サンキライの葉がなかなかなくて・・・・。この写真を見て、懐かしさでいっぱいになりました。
これが大好きで、同じように作ってみたいけれど、サンキライの葉がなかなかなくて・・・・。この写真を見て、懐かしさでいっぱいになりました。

昨日コメントをして以来、もう何回も訪問させていただいてます。
葉の名前が思い出せなくて、介護つきのワンルームに入所している母に先ほど電話で聞きました。私のところも かたら でした。
蒸すとお餅に なんともいい香りがついてね と、しばらく話が弾みました。5月5日のおやつは かたらに包んだ かしわもち だったそうです。
cincoさんのお話、投稿された記事、気持ちが安らぎます。どうもありがとうございました。
葉の名前が思い出せなくて、介護つきのワンルームに入所している母に先ほど電話で聞きました。私のところも かたら でした。
蒸すとお餅に なんともいい香りがついてね と、しばらく話が弾みました。5月5日のおやつは かたらに包んだ かしわもち だったそうです。
cincoさんのお話、投稿された記事、気持ちが安らぎます。どうもありがとうございました。

毎日拝見させて頂いています。私も広島出身です。母や祖母が季節になると作ってくれました。お盆にも作ります。やはり、葉表を中にしてお餅につけて蒸していました。東京に来るまで柏餅とはサンキライで作るものと思っていました。味も形も作り方も素朴なものですが、とても懐かしいです。

初めてお邪魔します。サルトリイバラの葉が出ていたのでつい、書き込みしてしまいました。わが地方(関東)では普通のもち米の餅をこの葉で上下挟み、そのまま焼きます。不思議に焼けるとこの葉はきれいに取れてしまいます。子供のころ田舎からよく届いたものです。「ばらっぱ餅」と呼んでいました。(今はこの葉じゃなくてしその葉なのですが・・よく剥がれません。TT)

はじめまして♪こんな離れた所にコメントつけても気づいてもらえないかもしれないんですけど、サルトリイバラだったんだぁ~!!と長年の疑問が解けた瞬間の感動を書き記したくて^^93歳で亡くなった明治生まれの
祖母が季節になるとこの葉っぱでお饅頭を作ってくれてました。葉っぱごと蒸していたようで葉っぱの色が緑ではなくなっていましたが、素朴なお饅頭でしたのでこんな葉っぱ使うのはうちの祖母だけかと思っていたら
たくさんの日本のおばあちゃんがこの葉っぱで手作りおやつを孫たちに作ってたんだぁ~と皆さんのコメントで知りまたまた感動です^^
良いブログ本当にありがとうございましたm(__)m
祖母が季節になるとこの葉っぱでお饅頭を作ってくれてました。葉っぱごと蒸していたようで葉っぱの色が緑ではなくなっていましたが、素朴なお饅頭でしたのでこんな葉っぱ使うのはうちの祖母だけかと思っていたら
たくさんの日本のおばあちゃんがこの葉っぱで手作りおやつを孫たちに作ってたんだぁ~と皆さんのコメントで知りまたまた感動です^^
良いブログ本当にありがとうございましたm(__)m

こんばんは、いつも楽しみに拝見しております。
2年前にコメントさせていただきましたSHUと申します。
2年前のコメントで、
>今住んでいる東京では、不思議とサンキライは見たことがないんです。
と申し上げていたのですが、
あれから捨て目の修業を積み(笑)、見事こちらでも見つけることができました。
今日は念願叶い、
摘んできたサルトリイバラの葉で柏餅を作りました。
関西の実家での懐かしい気持ちと味わいが蘇るとともに、
ついこちらの記事のことを思い出しましたので、ご挨拶させていただきました。
ありがとうございました。
2年前にコメントさせていただきましたSHUと申します。
2年前のコメントで、
>今住んでいる東京では、不思議とサンキライは見たことがないんです。
と申し上げていたのですが、
あれから捨て目の修業を積み(笑)、見事こちらでも見つけることができました。
今日は念願叶い、
摘んできたサルトリイバラの葉で柏餅を作りました。
関西の実家での懐かしい気持ちと味わいが蘇るとともに、
ついこちらの記事のことを思い出しましたので、ご挨拶させていただきました。
ありがとうございました。