カボチャとひよこ豆のパスタ

この何年か、日本でも「ハロウィーン」の文字を目にすることが増えて、ブログでもいろいろと、にぎやかな光景を見せていただくことが多くなりました。といっても、意味も由来もわからないじーさん・ばーさんには、魔女のとんがり帽子と、カボチャくらいしか思い浮かばないのですけど。

「せめて、なにかカボチャを使ったメニューにしよう」とsesentaに言われたものの、煮つけにしたのではハロウィーンにならないし、かといってニョッキに挑戦する勇気はないので、やはりまた、パンツェッタ貴久子さんの「野菜料理教室」のご本から、パスタにしました。

パスタは、少し大きめのショートパスタを使うことにして、塩を入れたお湯で茹でます。

フライパンにオリーブ油を熱してニンニクとベーコンのみじん切り、ローズマリーとセイジもみじん切りにして炒め、つぎに小さく角切りにしたカボチャと、あらかじめ煮てあったひよこ豆を入れてよく混ぜ合わせます。生のカボチャによく火が通るように、パスタの茹で汁を加え、しばらく煮ます。

カボチャが柔らかくなったら、トマトピュレを加えて、茹であげたパスタを入れて和えました。黒粒コショウをたっぷり挽いてかけます。カボチャにローズマリーの香りがぴったりで、これだけでごちそうのパスタになりました。

スープはきのうの間引きチビカブを使ったスープ。やわやわで繊維がないので、シノアで漉してもなにも残らないほどです。

デザートもカボチャにちなんで、これは若いかたが「ぜひ試して」と教えてくださって、オイルそのものもいただいた「アイスクリームのパンプキンシードオイルがけ」。

自家製のアイス栗クリームにひとたらし。「えー、魔女っぽい色だな」と濃いグリーン色のオイルに、ちょっとひけ気味のsesentaが、口に入れてひと言、「これはすごい」。カボチャのタネが大好物ですから、ハマリものです。でも、カロリーは高いので、今日はそれまで。