セロリの菜めし

きのうとは打って変わって、夜半からの雨が、降ったりやんだり‥。お向かいさんで菊菜の間引きをしていらっしゃるのを、「それ、いただいて苗にして植えてもいいですか?」と、ちゃっかりもらってきていたので、きのうは夕方暗くなってから、sesentaに畝を作ってもらって、大急ぎで植えたのでした。

そのかいあって、植えつけたあとの、このひと雨は、ありがたいタイミングです。タネを蒔いて、間引きするまで育てるのが、しろうとには大仕事なので、こんなずるいテを使うと、双六のゲームでワープしたようなトクした気分になります。

お友だちとの昼のお食事だったので、またしお豚と赤ピーマンの煮込みにしました。

このお料理、昨年お客さまの多かった時期に、たびたび作ったのですけど、前日、前々日から作りはじめて準備ができ、しかも時間をかけて煮込むほどおいしくなるので、当日バタバタしないために、これをメインにしておくとほんとに助かるのです。

ちょうど新米の季節でもあるので、お向かいで精米していただいたのを、さっそく。食材のひとひとつが、にぎやかにいただきながらの話題になるのもうれしい季節です。お客さま用で、比較的お肉たっぷりのお皿に、お野菜をおぎなうために、今回も「菜めし」にしました。

菜めしといっても、摘み草のではなく、sesentaがいつものウォーキング買い出しで仕入れてきてくれたセロリが、とても新鮮できれいだったので、青々とした葉の部分を洗って、塩をしたお湯にサッと通してきざみ、しぼったのを、炊きたてのごはんに混ぜました。

この香りが苦手、とおっしゃる方にはおすすめできませんけど、いつものごはんがちょっと変わったアレンジになって、お肉料理の油っぽい感じを抑えてくれるように思います。

キャベツと、紫キャベツ、大根と大根葉の3色のサラダを添えて。