2008年 11月 21日
しぶ柿のコンフィチュール |
たしか10月の末でしたか、渋柿の枝をすっかり切ってもらって、さっぱりしたご報告をいたしました。そのときに、渋柿のしぶの抜きかたから、再生利用法まで、ブログの皆さまにいろいろ教えていただいて、sesentaがいったんは埋めようとしていたのを、傷のないのだけ拾い集めてきたのでした。
じつは、そのことをすっかり失念していて、つい先日へやの隅になにか厳重に梱包した箱があるので、聞いたらこれがその渋柿でした。
大きなポリ袋に、ゴロゴロと入れて、ホワイトリカーの残りをたっぷり振りかけ、口をしばって段ボールに詰めてガムテープで密閉するという念の入れよう。えらく大事そうにおいてあるので、てっきりなにかの機密書類かと思っていました。
箱を開けるまでもなく、かなりアルコール化のすすんだ匂いがしていて、1/3ほどは、すでに回収不能な状態。でも、残りはまだ形のままだったために、とりだして、果肉だけを救出したら、ボウルにいっぱいほどはとれました。
なめてみましたら、渋は、みごとに抜けていました。合わし柿で、ふつうの甘柿より、濃厚な甘さなので、このままジャムに作ることにしました。
なにぶん、私たちが住みつくよりずっと前から、この場所に植わっていた古木で、まったくの野生種ですから、まあ、タネが多いこと。タネのまわりの果肉もとりたいので、こまかく手でつまみ出す作業をして、やっときれいになったのを、鍋に入れ、砂糖を加えて、火にかけました。お砂糖はひかえめ、コワントローを大サジに1杯入れて、ちょっとオシャレに。
こうしてでき上がりました、渋柿のジャム。よそさまに差し上げるほどの、量でもないので、これは門外不出のプライベートブランド。熱々を詰めたビンに、sesentaがラベルを作ってくれました。「誰も手を出さないように、渋めの色にしといた」そうです。
「雪化粧」のかぼちゃを切って蒸し、砂糖と水で少しやわらかく煮たのへ、このジャムをのせてナツメグをかけて、念願のかぼちゃのスイーツがとりあえず、できました。
皆さまのアドバイスのおかげで、生き返ったジャム、今ふうにコンフィチュールと呼んであげることにしました。もうひとつ、別名は「伊右衛門さんジャム」‥ココロは、もちろん、もとシブがきだいッ。
じつは、そのことをすっかり失念していて、つい先日へやの隅になにか厳重に梱包した箱があるので、聞いたらこれがその渋柿でした。
大きなポリ袋に、ゴロゴロと入れて、ホワイトリカーの残りをたっぷり振りかけ、口をしばって段ボールに詰めてガムテープで密閉するという念の入れよう。えらく大事そうにおいてあるので、てっきりなにかの機密書類かと思っていました。
箱を開けるまでもなく、かなりアルコール化のすすんだ匂いがしていて、1/3ほどは、すでに回収不能な状態。でも、残りはまだ形のままだったために、とりだして、果肉だけを救出したら、ボウルにいっぱいほどはとれました。
なめてみましたら、渋は、みごとに抜けていました。合わし柿で、ふつうの甘柿より、濃厚な甘さなので、このままジャムに作ることにしました。
なにぶん、私たちが住みつくよりずっと前から、この場所に植わっていた古木で、まったくの野生種ですから、まあ、タネが多いこと。タネのまわりの果肉もとりたいので、こまかく手でつまみ出す作業をして、やっときれいになったのを、鍋に入れ、砂糖を加えて、火にかけました。お砂糖はひかえめ、コワントローを大サジに1杯入れて、ちょっとオシャレに。
こうしてでき上がりました、渋柿のジャム。よそさまに差し上げるほどの、量でもないので、これは門外不出のプライベートブランド。熱々を詰めたビンに、sesentaがラベルを作ってくれました。「誰も手を出さないように、渋めの色にしといた」そうです。
「雪化粧」のかぼちゃを切って蒸し、砂糖と水で少しやわらかく煮たのへ、このジャムをのせてナツメグをかけて、念願のかぼちゃのスイーツがとりあえず、できました。
皆さまのアドバイスのおかげで、生き返ったジャム、今ふうにコンフィチュールと呼んであげることにしました。もうひとつ、別名は「伊右衛門さんジャム」‥ココロは、もちろん、もとシブがきだいッ。
by sesenta
| 2008-11-21 22:33
| お茶の時間に
|
Comments(15)
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りか
at 2008-11-21 23:04
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素敵です、いつもお伺いしておりますが本当に今日こそは溜息の出るエントリーでした。
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ネコ
at 2008-11-21 23:22
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琉翠
at 2008-11-21 23:26
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unionsquarepotter at 2008-11-21 23:28
おお~(@0@)
渋柿がオシャレに変身ですね。
我が家にもまだいっぱいあります。鈴なり…
全部を干し柿にするには根性が要りそうでしたが、
ジャムにしてしまえばいいのですね。
焼酎で渋抜きするのはやったことがありませんでしたが、
挑戦してみる価値はアリですね!
渋柿がオシャレに変身ですね。
我が家にもまだいっぱいあります。鈴なり…
全部を干し柿にするには根性が要りそうでしたが、
ジャムにしてしまえばいいのですね。
焼酎で渋抜きするのはやったことがありませんでしたが、
挑戦してみる価値はアリですね!
わあ・・目からうろこのメニューです。渋柿もこんなに美味しくしてもらえたら嬉しいでしょうねえ・・・かぼちゃに柿のジャム どんなお味なのかしらと(・・*)。。oO(想像中)
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歩花
at 2008-11-22 07:43
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sunnmi
at 2008-11-22 09:35
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ジャムですか・・。
思いつかなかった・・。
こちらでは渋柿が当たり前で、渋むきした柿を食べたり、大根漬けに使ったりしています。
干し柿用に剥いた柿の皮を干して漬物の甘みように売られたりもしています~。
北国の知恵でしょうか・・?
思いつかなかった・・。
こちらでは渋柿が当たり前で、渋むきした柿を食べたり、大根漬けに使ったりしています。
干し柿用に剥いた柿の皮を干して漬物の甘みように売られたりもしています~。
北国の知恵でしょうか・・?
ホント、渋柿ジャム。目がテンになりました。ラベルもお見事です!
↑の方、干し柿の皮を沢庵漬けに利用したり、煮物に砂糖の代わりに入れたりもします。北国の知恵とおばちゃんの知恵もあるかも…。
南瓜のレシピ、そんなにあるの?困ったなぁ~。冬至どころじゃなくなったみたい。
遅くなりましたが、バナナケーキupしました。
↑の方、干し柿の皮を沢庵漬けに利用したり、煮物に砂糖の代わりに入れたりもします。北国の知恵とおばちゃんの知恵もあるかも…。
南瓜のレシピ、そんなにあるの?困ったなぁ~。冬至どころじゃなくなったみたい。
遅くなりましたが、バナナケーキupしました。
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nao-nokoto at 2008-11-22 11:18
こんにちは sesentaさん cincoさん
渋柿ジャム!凄い!
我が家にも渋柿の木があるのですが、ジャムなんて想像もしたことがありませんでした(@。@)
素敵です!・・・そして、食べたい(笑)
今日は11月22日、よい夫婦の日 なのだそうです
今日のよき日、おふたりに捧げたい!
いつも温かなブログ発信、ありがとうございます(^^)/
渋柿ジャム!凄い!
我が家にも渋柿の木があるのですが、ジャムなんて想像もしたことがありませんでした(@。@)
素敵です!・・・そして、食べたい(笑)
今日は11月22日、よい夫婦の日 なのだそうです
今日のよき日、おふたりに捧げたい!
いつも温かなブログ発信、ありがとうございます(^^)/
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南風
at 2008-11-22 16:44
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matyan
at 2008-11-23 21:43
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私も、渋柿をアルコールに漬けておいたのをジャムにしました。
グジュグジュでなく、香りがいいのは、柿ゼリーにしたりして。
それにしても、かぼちゃを蒸して味付けしたのに柿のコンフィチュールを載せるなんて、なんておしゃれなんでしょう。
グジュグジュでなく、香りがいいのは、柿ゼリーにしたりして。
それにしても、かぼちゃを蒸して味付けしたのに柿のコンフィチュールを載せるなんて、なんておしゃれなんでしょう。
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小春日和
at 2008-11-27 14:29
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初めて見ましたがどれもすぐに作ってみたい物ばかり
プチばーさんなのでこれからも 参考にします
プチばーさんなのでこれからも 参考にします
おもしろい記事を拝見しました。拙宅の庭の渋柿はいつもつるし柿にしていますが、今回完熟状態でジャムにしてみましたが、砂糖とブランデーを入れて煮ても発酵した酸っぱさと舌に残る渋みが取れません。
失敗作次郎ということになりましたが、渋みさえ抜けたら美味しくなると思うのですが、どなた様かお教えいただけますと嬉しく思います。
失敗作次郎ということになりましたが、渋みさえ抜けたら美味しくなると思うのですが、どなた様かお教えいただけますと嬉しく思います。