きぶんは外食、タイ料理で

3連休の最後ということで、(じつはきょうが休日ということも気がつかないでいたのですけど) どこへ出ることもなく過ごしてしまいましたので、しめくくりにちょっと外食の気分でも出してみましょうか、と。

お魚やさんが持ってこられた、活けのエビ。車エビではないのですけど、有頭ものをみると、思い浮かぶのはトムヤムクン。さいわい、刈り取ったばかりのレモングラスと、まだ青々しているコブミカンの葉があるので、なんとかいけそう。パクチー(香菜)も、そろそろ終わりなので根をぬいて使います。

そのパクチーの根と、赤タマネギ、赤唐辛子を石うすでつぶしておきます。

とりガラスープに、エビの殻を入れて1分ほど煮立て、上でつぶした材料と、コブミカンの葉、斜切りのレモングラス、カーのうす切りを入れます。塩を加えて2〜3分煮て、殻をとったエビと、シメジ、シイタケを入れ、さらに煮込んでナンプラーと砂糖を加え、火をとめてからレモンの絞り汁を加えれば、「甘い・辛い・酸っぱい」トムヤムクンのでき上がり。

「つもり」レストランなので、もうひと品、タイ風さつま揚げを。シズ(イボダイ)をスピードカッターですり身にして、レッドカレーペーストを加えて味をつけ、サヤインゲンの小口切りとコブミカンの葉のせん切り、食感を出すためにむきエビとイカを粗めにきざんで混ぜました。

手で十分こねて、粘りが出たタネを、手先に油をつけてボタン状に形づくり、低めの温度の油でこんがり揚げました。レッドカレーペーストでしっかり味がついているので、それだけでOK。酢とナンプラーを混ぜて、赤タマネギのみじん切りを加えたタレにつけてもいいです。

ほんとうは、もうひと皿予定していたバッタイは、料理方もお腹が空いて、もうもたなくなって、ここまで。sesentaはごはんにトムヤムクンスープをかけて満足そう。私はといえば、最後にひと口、チリメンジャコをのせて、ごはん。これは外食ではできません。