2008年 12月 03日
山色のタラのスープ煮 |
とうとう今年も、高尾の紅葉も、嵐山も見ないで終わりそうですけど、けさのおさんぽの時間、お向かいの「十月山」の色は、こんなでした。
裾のほうは、植林した杉の木立で、中腹から上はコナラ、ミズナラのほか、名前を知らない落葉樹が思い思いに伸びているので、いまの季節は、黄色とオレンジのぼかし模様になります。
葉の一枚一枚は、そんなにはなやかな色ではないのに、ちょうど正面から朝の陽を受けると、まるで金色に輝いて見えます。
そんな色が目のなかにのこったまま、つくった初冬の色のひと皿、タラのスープ煮です。
タラの半身の、背側のいいところだけを大きめに切って、塩・コショウしておきます。
鍋にバターを入れてニンニクのみじん切りを入れて炒め、セロリ、タマネギ、ニンジンもそれぞれみじん切りにしたのを加えて、炒めます。
小麦粉を小サジ1加えて炒め、皮をむいて粗みじんにしたトマトを入れます。サフランを、丸山久美さんのいつもの方法で、乾燥焼きしたものを細かくつぶして加え、白ワインをたっぷり、それに水を加えます。
最後にタラを入れ、アクをすくって、弱火で少し煮込み、塩・コショウして仕上げます。
もとのレシピでは、サフラン色のスープからタラが姿を出しているまわりに、お野菜がぱらぱらと浮かんでいるような、上品なスープなのですけど、このお野菜がすばらしくおいしくて、たくさん食べたいので、分量の何倍も入れた結果、タラはかくれてしまいました。
具たくさんのスープでお腹がふくれて、トーストしたうす切りのバゲットが少しあれば、十分でした。
裾のほうは、植林した杉の木立で、中腹から上はコナラ、ミズナラのほか、名前を知らない落葉樹が思い思いに伸びているので、いまの季節は、黄色とオレンジのぼかし模様になります。
葉の一枚一枚は、そんなにはなやかな色ではないのに、ちょうど正面から朝の陽を受けると、まるで金色に輝いて見えます。
そんな色が目のなかにのこったまま、つくった初冬の色のひと皿、タラのスープ煮です。
タラの半身の、背側のいいところだけを大きめに切って、塩・コショウしておきます。
鍋にバターを入れてニンニクのみじん切りを入れて炒め、セロリ、タマネギ、ニンジンもそれぞれみじん切りにしたのを加えて、炒めます。
小麦粉を小サジ1加えて炒め、皮をむいて粗みじんにしたトマトを入れます。サフランを、丸山久美さんのいつもの方法で、乾燥焼きしたものを細かくつぶして加え、白ワインをたっぷり、それに水を加えます。
最後にタラを入れ、アクをすくって、弱火で少し煮込み、塩・コショウして仕上げます。
もとのレシピでは、サフラン色のスープからタラが姿を出しているまわりに、お野菜がぱらぱらと浮かんでいるような、上品なスープなのですけど、このお野菜がすばらしくおいしくて、たくさん食べたいので、分量の何倍も入れた結果、タラはかくれてしまいました。
具たくさんのスープでお腹がふくれて、トーストしたうす切りのバゲットが少しあれば、十分でした。
by sesenta
| 2008-12-03 22:41
| シンプル晩ごはん
|
Comments(15)
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musik_hibi at 2008-12-03 22:56
初冬のイメージの紅葉がとてもキレイです。
そこからインスピレーションを得たかのような、お料理ですね。
「十月山スープ」なんてところでしょうか^^)
そこからインスピレーションを得たかのような、お料理ですね。
「十月山スープ」なんてところでしょうか^^)
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とってもおいしそうな料理ですね^^
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茉莉花
at 2008-12-04 00:17
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美味しそうな彩りのスープですね。
セロリ、サフラン、白ワイン、バケット・・
言葉だけでもおいしく皿に盛れそうです。
紅葉の森は冬を迎える前の一瞬の華やぎ。
cincoさんの皿に描かれたいちまいの絵・・・
パレットの十月山をそのまんま
セロリ、サフラン、白ワイン、バケット・・
言葉だけでもおいしく皿に盛れそうです。
紅葉の森は冬を迎える前の一瞬の華やぎ。
cincoさんの皿に描かれたいちまいの絵・・・
パレットの十月山をそのまんま
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tadano_buta at 2008-12-04 01:08
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凛
at 2008-12-04 01:12
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きんぎょちゃん
at 2008-12-04 06:04
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遠くまで行かずとも、近くで愛でる紅葉もよいものですね。私などただ眺めているだけなのに、そこからお料理を思いつかれるなんて流石です。
あったかい具だくさんのスープ、ぜひ真似してみたい。
淡路の友人がみかんを送ってくれたので、昨夜お礼状を書いていたのですが、学生時代に学んだ額田王作家の春秋競憐歌を思い出して、それを手紙に添えました。結びに秋山我はとなっているこの歌、とても好きなんです。
あったかい具だくさんのスープ、ぜひ真似してみたい。
淡路の友人がみかんを送ってくれたので、昨夜お礼状を書いていたのですが、学生時代に学んだ額田王作家の春秋競憐歌を思い出して、それを手紙に添えました。結びに秋山我はとなっているこの歌、とても好きなんです。
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akiko
at 2008-12-04 08:05
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この紅葉の写真は今まで目にした紅葉(生でも写真でも)で一番好きです。
穏やかな色の空とスープの色みたいな紅葉の取り合わせが温かな感じがして・・・これから厳冬の季節が訪れるなんて嘘だ~と思える気がして、なんだか嬉しいです。
穏やかな色の空とスープの色みたいな紅葉の取り合わせが温かな感じがして・・・これから厳冬の季節が訪れるなんて嘘だ~と思える気がして、なんだか嬉しいです。
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unionsquarepotter at 2008-12-04 08:35
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cincuentaydos
at 2008-12-04 09:39
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rabi8a at 2008-12-04 10:03
山色のタラ....「タラの芽」を何らかの方法で保存したものを使ってらっしゃるのか?!はたまた、本当に「秋のタラ」か?!...と思ってしまったおバカさんです。
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ahiru
at 2008-12-04 11:03
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ゴン
at 2008-12-04 13:02
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毎日のお散歩コースで、こんな素敵な紅葉が楽しめるなんて羨ましいです。 そして、紅葉の山と同じ色のスープ。 野菜たっぷりなほうが私も好みです。 バケットにスープを染み込ませて… とっても美味しそうなのでぜひ真似してみたいです。
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M.S.
at 2008-12-04 15:06
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mrkgen at 2008-12-04 15:14