2016年 09月 11日
サンマの梅酒煮 |
秋風とともに、食欲もりもりの秋‥といきたいところ、まだまだすっきりとは移り変わってくれない今年の季節。
それでもお魚やさんのトラックに載ってきたのが初ものの生サンマ。さて、何はともあれ焼こうかとしているところへ、裏口から「ニャ−オウ」とひと声。「あれ、アカンタレ2が来たよ」
うちのチビにゃんの兄弟に、私たちがアカンタレと呼んでいた雄の黒猫がいて、その兄弟たちが全部いなくなってから現れた、やはり縁続きのこの一匹で、毛色も腰の引けぐあいもそっくりなので、アカンタレ2。(正確にはアカンタレ「似」なのですけど)
めったにあらわれないコが声を出してるのに、あいにく何も食べさせるものがなくて「ちょっと待っててよ−」と声をかけてサンマの頭とワタをトレイに載せて出してやったら、またたくうちに平らげてました。
そんなわけで、先に頭を提供してしまったので仕方なく、このサンマは煮ることに。
小林カツ代さんの「おいしい魚料理」のなかに、カンタンでおいしそうな「梅酒煮」があったので、これこれ。サンマは半分に切り、梅酒1カップ+水1/2カップそれにしょうゆ大サジ1を鍋に煮立てて、サンマを入れ、梅酒の梅とショウガのうす切りを入れて煮ました。
6年熟成たっぷり(?)の梅酒ですから、味つけは十二分で、それほど時間をかけて煮なくても、見てる間にこってりめに色づいて煮えます。煮汁が少なくなって味が沁みたら、火を止めてお皿に盛り、大きめに切った夏ネギを散らして出来上がり。
畑の甘長とうがらしと肉厚の油揚げ、煮込みチクワの炊き合わせもひと皿つくって、うちには珍しくおしょうゆ味オンリーのおかずになりました。
アカンタレ猫のおかげでできあがったようなおかずににゃんこラベルのワインを抜いて、傾きかけた夕陽の食卓。古梅酒のおかげでできたカンタンおかずがなかなかの味わいで、小林カツ代さんにあらためて感謝しながら「いただきます」。
それにしても、あまりに早く亡くなってしまわれたカツ代さん、もう少し生きていて下さったら、お年を召してからどんなお味の進化をみせて下さったかと、ほんとうにかえすがえすも残念でなりません。
それでもお魚やさんのトラックに載ってきたのが初ものの生サンマ。さて、何はともあれ焼こうかとしているところへ、裏口から「ニャ−オウ」とひと声。「あれ、アカンタレ2が来たよ」

めったにあらわれないコが声を出してるのに、あいにく何も食べさせるものがなくて「ちょっと待っててよ−」と声をかけてサンマの頭とワタをトレイに載せて出してやったら、またたくうちに平らげてました。
そんなわけで、先に頭を提供してしまったので仕方なく、このサンマは煮ることに。
小林カツ代さんの「おいしい魚料理」のなかに、カンタンでおいしそうな「梅酒煮」があったので、これこれ。サンマは半分に切り、梅酒1カップ+水1/2カップそれにしょうゆ大サジ1を鍋に煮立てて、サンマを入れ、梅酒の梅とショウガのうす切りを入れて煮ました。
6年熟成たっぷり(?)の梅酒ですから、味つけは十二分で、それほど時間をかけて煮なくても、見てる間にこってりめに色づいて煮えます。煮汁が少なくなって味が沁みたら、火を止めてお皿に盛り、大きめに切った夏ネギを散らして出来上がり。
畑の甘長とうがらしと肉厚の油揚げ、煮込みチクワの炊き合わせもひと皿つくって、うちには珍しくおしょうゆ味オンリーのおかずになりました。
アカンタレ猫のおかげでできあがったようなおかずににゃんこラベルのワインを抜いて、傾きかけた夕陽の食卓。古梅酒のおかげでできたカンタンおかずがなかなかの味わいで、小林カツ代さんにあらためて感謝しながら「いただきます」。
それにしても、あまりに早く亡くなってしまわれたカツ代さん、もう少し生きていて下さったら、お年を召してからどんなお味の進化をみせて下さったかと、ほんとうにかえすがえすも残念でなりません。
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by sesenta
| 2016-09-11 16:32
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